精油のヒーリング・インテリジェンス
カート・シュナウベルト著/バーグ文子訳
植物はなぜ人を癒やすのか
進化生物学、細胞生物学、薬理学の切り口で最新の発見から人間の健康に多大な重要性を持つ精油の有効性を様々な領域から深く考察する主な内容:
第1部では進化生物学、細胞生物学、薬理学を切り口とした最新の発見を探究し、薬物などの単一成分物質よりもはるかに優れている精油の有効性に光を当てる。
第2部では、真正精油の見極め方のガイドラインを示し、真正精油を使用することの重要性を証明する。さらに精油の効果的な使用法やアロマテラピーを用いたライフスタイルについても紹介する。
第3部では、特定の症状に対する精油のレシピや使用方法について解説する。レシピは局部的な使用から内用まで広く扱っている。従来医療による癌治療や肝炎の副作用を緩和する精油の使用、自己免疫疾患の治療について中医学から得た提案も紹介する。
またアロマテラピー研究の様々な領域における精油と人間との関わりといった文化的側面を、各所にちりばめられた美しい写真とともに紹介する。プロのアロマセラピストにとっても、ご家庭で実践している愛好家にとっても書棚に揃えておきたい一冊。
出版:フレグランス・ジャーナル社
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